さあお待たせいたしました
20世紀が終わっても笑いの渦は止まりません.
話術はベテラン級とも言われていますこの2人です.どうぞー.
<鳥・生>はいどーも,あけましておめでとうございます
「北方領土」です.
<鳥>漫才を考えるのってね結構難しいんですよ.
<生>なんやイキナリ.
<鳥>結構むずかしいよ.
今回のお客さんはどんなんが好きなんかとか考えたり,
やりながらあっちのお客さんはこんなんが好きなんや,
こっちのお客さんはあんなんが好きなんや,
とかつまんでいって最終的にお客さん全部を笑わしていかなあかんからな.
<生>まぁそれが仕事やからな.
<鳥>でもな大阪の人はスゴイよ.
<生>どうスゴイねん.
<鳥>通常会話が漫才になってるからね.
<生>通常会話の中にボケとツッコミを入れていきますからね.
<鳥>別に僕達がやらんでもそのへんの人つかまえてそのまましゃべっといてくれたらええねん.
<生>「つかまえて」って・・・。
まぁ確かにそういう感じのことはありますけど,これが仕事やからね.
<鳥>それはええとして,ほかにも作るのにいやなことがあるんですよ.
<生>へぇどんな.
<鳥>漫才するのにウソつかなあかんでしょ.
<生>ホントのことだけでは漫才むずかしいなぁ.
でも出来ないことは無いと思いますけど.
<鳥>なんでやねん,できひんって.
<生>なんでできひんねん.
<鳥>だって,本当にコンビ解散と思わんと「もうあんたとはやっとれんわ」っていわれへんで.
<生>コンビ解散しようと思ったらやりやすそうやけどなぁ.
<鳥>他にも,ボケがないと漫才できひんからね.
<生>ほんまやなぁってそんな普通のこと言ってどないすんねん.
<鳥>普通のこと言ってなにが悪いねん.
<生>漫才師やろ発想とばさんかい.
<鳥>発想とばすもなにも今年はボケんとこかなっておもったから.
<生>君がボケんとなにすんねん.
<鳥>超音波でもだしとけばええやん.
<生>だせるか.もうええわ.
<鳥・生>ありがとうございましたー.
ここで退場,そして一同泣く.